大自然阿蘇に抱かれた山の都
熊本県上益城郡山都町。
蘇陽農場のある山都町は、阿蘇山東部に位置し、
九州の真ん中にあることから、九州の『へそ』とも呼ばれています。
白川水源で有名な高森町や高千穂峡のある宮崎県高千穂町とも隣接しています。
雄大な山々の景色、自然を活かした体験教室や様々な観光名所、
高冷地ならではの特産品があります。
また、古くからの歴史ある町で先人の残した多くの遺産や歴史も残っています。
観光
- 蘇陽峡
- 阿蘇の南外輪山に連なる標高550メートルの高原にあり、五ヶ瀬川が長年にわたって侵食してできた渓谷。高千穂渓谷の上流に位置しめずらしいU字型の渓谷幅は200〜300メートル、深さも150〜200メートルもあります。「長崎鼻展望台からは谷底をぬうように流れる五ヶ瀬川と四季折々の絶景を楽しめます。
- 舟の口水源
- 五ヶ瀬川へとつづく九州山系の清水。岩壁から幾筋も水がほとばしるように湧き、細い小さな滝となって落ちる姿は一見の価値があります。初夏に、蛍が飛び交う様はとても幻想的です。
近くには水源の湧水を利用してニジマスやヤマメの養殖も行われている「舟の口養魚場」があります。釣り堀でニジマスやヤマメ釣り、食事も楽しめます。
ちょこっとアート
- 馬見原橋
- 宮崎との県境に位置する馬見原。そこに、「LOUIS VUITTON」などの建築で有名は青木淳氏により設計された、「馬見原橋」があります。
変形フィーレンデールと呼ばれる構造で、上の橋が車道と歩道、下の橋が歩道のみという日本ではめずらしいアーチ型の2層構造となっています。歩道の中央には2ヶ所穴があいており、五ヶ瀬川が見下ろせます。また、夕刻からはライトアップされています。
特産品
- ブルーベリー
- 標高500〜800メートルの高冷地の澄んだ空気と水を生かして栽培しているブルーベリー。6月下旬から8月下旬にかけて収穫の時期を迎えます。また書く農園では、ブルーベリー摘み取り体験を行っています。
施設
- そよ風パーク
- 大自然に囲まれた施設内にはコテージ、田舎山荘などの宿泊施設や特産品のブルーべりーソフトクリームが味わえる物産館。
アウトドアや工芸、パン作りなどが出来る体験メニュー。また、東京ドーム4個分の敷地内には芝生グラウンドからアスレチック広場、テニスコートもありファミリーや合宿などにも最適です。
- 服掛松キャンプ場
- 西日本最大級の奥阿蘇キャンプ場です。広大な敷地内でオートキャンプ場やログハウス、ロッジもあり、ペットとの同伴も可能です。
周辺情報
- 通潤橋
- 日本最大級の石造りアーチ水道橋で国の重要文化財に指定されています。この橋は、水不足に苦しんでいた民衆を救うため江戸時代の安政元年、時の惣庄屋、布田保之助(ふたやすのすけ)が橋の上”肥後の石工”たちの技術を用いて水を渡す水路橋として建設した石橋です。
定期的に行われる、堆積物を取り除くための放水は、今では観光名物となっており、迫力ある放水は一見の価値があります。
また、周辺には道の駅、史料館などもあり観光名所としても知られています。
- 清和文楽邑
- 九州で唯一の専用劇場文楽館では江戸末期から伝わる文楽人形芝居が上演されており、農村文化の原型を“今”に伝える『清和文楽人形芝居』です。嘉永年間(1848〜1854)より伝承されたこの人形芝居は、神社の祭典等で村人に披露され、好評を博してきました。現在では、保存会の人々が農業のかたわら人形を操り、清和村出身の太夫・三味線も誕生し、浄瑠璃を語ります。また隣接の物産館では山菜や地元で採れた健康野菜を使った郷土料理が味わえます。
この他にも、矢部48滝、雄大や山々の景色を楽しむハイキングコース、蘇陽峡の四季折々の絶景を楽しむトレッキングコース、宿場町の馬見原など山都町ではのんびりとした時間が過ごせます。日々の疲れを癒すために雄大な景色を独り占めしたい、時間を忘れて自然を満喫したい方は是非一度お越しください。
雄大な景色と清流がおもてなし致します。
詳しくは山都町ホームページの観光情報、観光ガイドブック「山の時間」をご覧ください。